I-O DATA

株式会社アイ・オー・データ機器
国産コンピュータの周辺機器メーカとして知られ、特にNEC PC-9800系の周辺機器でよく知られた。
Windows3.0/3.1時期に、いわゆる「ウィンドウアクセラレータ」という名で知られたビデオカードの市場が立ち上がる時に一度だけ自社チップを製造したことがある。
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ZF-16
現物が手元にないので記憶と推測が多くなるが容赦願いたい。
基本的にはPC-9800系のCバス用チップ。
DualPortDRAMを使用し、外付けRAMDACを使用する。
当時として最高水準の描画速度を誇り、また、DOSから使用するためのライブラリが提供されていた。
S3チップでは86C928に相当するレベル。
基本的には16bitColorまでの表示のみ想定されているようで、24bitColorではVRAM容量に対して使用できる解像度が低い。

・I-O DATA GA-1024A
 Cバス用。
 Brooktree製85MHzのDACを使用。
 SIPパッケージのDualPortDRAMを1MB搭載している。
 解像度感は良好だが、鮮明な像ながら発色が弱く、蛍光色のように見える面があった。
・I-O DATA GA-1280A
 Cバス用。
 TI製のTVP302x系のDACだった気がするが、記憶が確かではない。
 SIPパッケージのDualPortDRAMを2MB搭載している。
 画質傾向はGA-1024Aとほぼ同じだったと記憶している。

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