筆者の環境

ペット紹介のごときPC自慢ページはダサいので大嫌いなのだが、画質や相性の類の要素では組み合わせによる変化が激しいため、記載しておくことにする。
ビデオカードとの関連がない部分は故意に記述していない。
これらすべてが筆者の所有物というわけではなく、評価時に使用/比較対象となりうる物という意味であり、逆にここに記述されていない物も所有している。

イチイチtopに変更を記載すると鬱陶しいのでここだけに更新日付を記載します。
(1/7 2004 更新)

CRT

・SONY GDM-F500 (2002年9月に故障)
2000年時点で現役だった数少ないハイエンドモニタの1つ。
21inchのFDトリニトロンモニタで、マスクピッチは0.22mm。
水平30-121kHz、垂直48-160Hz。
5BNCとD-sub15の2系統入力。
・SONY GDM-F500R
GDM-F500の後継機とされる。
カタログスペックはほぼ同一だがOSDのメニュー構造が違っており、スイッチ類などの作りも違う(全体に安っぽい作りになっているように思える)。
管面はF500に比して茶色く、引き締まった黒色は望めない。
F500とは名前が似ているだけで全くの別物といえる。
後述のF520とF500との中間的な(ただしかなりF520寄りの)特性。
F520同様、一般用CRTとは違った設計思想の別物と言え、単に高性能なCRTを望む人向けとは言えないように思われる。
・SONY GDM-F520
故障したF500の代品として使用開始。
GDMシリーズの21inch管の現行機種。
マスクピッチ0.22mm、水平30-137kHz、垂直48-170Hz。
F500Rよりさらに茶色い管で、暗い黒色を求めるならば全く話にならない。
ただ、管が光って感じない範囲の明るさでマトモな白色が得られ、その状態で各色が充分な表現力を持っている「紙面のような」反射光っぽい画を得ることが出来る。その意味では昨今流行の「輝くばかりの高(?)画質」とは対比的で、非常に地味なモニタであるといえる。
フォーカスの良さはF500以上で、1600*1200などの解像度でもドットの角が鮮明に認識できるレベルにある。
管の特性を3段階に切り替え可能で、プロフェッショナル、スタンダード、ダイナミックとあり、後ろに行くほど明るい輝くような(最近の普通のCRT的な)発色となる(WildcatVPではプロフェッショナルで最適だが、RADEON9700ではスタンダードが合うあたり、各カードの出力信号が何を意図しているのかについて考えさせられる)。
なお、前述した画質の特性は基本的にはプロフェッショナルモードの状態である。
先代機のF500Rはスタンダードとプロフェッショナルの中間のような特性と感じる。
・SONY GVM-1411
14inchのトリニトロンモニタで、時期を記憶していない程度には古い。
RGB入力*2、S-Video、C-Videoの4系統入力を持つ
RGBに関しては水平15-36KHz程度が入力できる。また、デジタルRGB入力も可能。
RGBモニタとしての画質はともかく、ビデオデッキと接続してTVを見る分にはそこそこ。
RGBモニタとしては、15KHz入力を受け入れることにこそ意味がある。
・EIZO T761
2001年現在で現役だった中級モニタ。 19inchのFDトリニトロンモニタで、マスクピッチは0.24-0.25mm(ピッチは一様ではなく中心と周辺で異なる)。
水平30-115kHz、垂直50-160Hz。
5BNCとD-sub15の2系統入力。
地磁気を含め、磁気の影響を強く受ける(T760よりも)。
・EIZO T760
T761の前モデル。 19inchのFDトリニトロンモニタで、マスクピッチは0.24-0.25mm(ピッチは一様ではなく中心と周辺で異なる)。
水平30-96kHz、垂直50-160Hz。
5BNCとD-sub15の2系統入力。
画質はT761と大差ない。

MotherBoard

・RIOWORKS HDAMB-WO
AMD AMD-8151+AMD-8111チップセット。
ATXのSocket940(Dual)マザーボード。
AGP8X/PCI5。
DDR-DIMM*4(Registered Only)。
AGPは1.5V専用なので昔のカード群は使用できない。
筆者の物は初期ロットなのでUSB2.0がついていない。
・Transcend TS-ALR4
ALi ALiMAGiK1チップセット(冗長な名前のようだがこうしないといけないらしい)。
ATXのSocketA(EV6-266)マザーボード。
AGP4X/PCI6/ISA0。
DDR-DIMM*3。
BIOS1.20より後のバージョンでは挙動不審になるため、1.20ベースでPalominoコアに対応させたBIOSを提供してもらって使用している(EVALUATION ROM NOT FOR SALEという起動画面が結構気に入っていたりする, BIOS1.50はPCIスロットの癖が強いが挙動不審ではないようだ)。
ALiMAGiK1チップセット自体は後にSDR-SDRAMのサポートを削り、高速化したRevisionのものが投入されたが、TS-ALR4にこのRevisionのALiMAGiK1が搭載されたものがあるのかどうかは不明である(なさそうな気はする)。
難物とされるSKNet MONSTER-TVが問題なく動作したことは記述しておく。難物同士気が合うのだろうか(TS-ALR4自体は変な振る舞いのない素直な板だと思うが)。

VideoCard

・玄人志向 GFX5700U-A128X
HDAMB-WOで使用。
MONSTAR CABLEのD-sub15 to 5BNCのケーブルによってGDM-F520(1)、EIZO VI200ケーブル(DVI-A to D-sub15)によってGDM-F500R(2)に接続
単にファンを止めて8cm/1300rpmファンのエアフローで冷却している。
・NumberNine RevolutionIV 16MB AGP
TS-ALR4で使用。
EIZO V55ケーブルにより、T761に接続。
・NumberNine RevolutionIV 32MB PCI
TS-ALR4で使用。
EIZO V30ケーブルにより、T760に接続。
マルチモニタのスレーブ(WindowsXP)。

Return2Menu