Alliance Semiconductor
VoodooRushの2D部分を担当したこと以外、知名度につながる要素なし。
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ProMotion
AT25
おそらく唯一著名なチップ。
PCI用、DAC内蔵。
メモリとしてEDO-DRAMを使用する。
VoodooRush(3dfxの項を参照)の2D部分として使われた以外、基本的に目にすることはないと思われる。
当時としてチップ自体はそこそこの基礎体力だったらしく、ドライバさえまともであれば及第点程度の2D速度は出る。が、そのドライバが満足に作れたOEMは数少なかったらしい。
・I-O
DATA
GA-RUSH6/PCI
おそらくVoodooRushとしては最もまともな製品。
要するに、AT25+Rushなのだが、I-OのAT25のドライバの完成度が高く、他が2Dが遅すぎて使いものにならないという評価の中、及第点の品質を保った。
3D部分は結構使い物になる水準だったのだが、RushのGlideの互換性が低かったり、Direct3Dでは他の物に対してあまりアドバンテージがないことから、市場での評価は高いとは言えなかった。
ProMotion
AT3D
AT25の後継であるらしい。
PCI用、DAC内蔵。
AT25+3Dという構成らしいのだが、その3D機能はあってないがごとしであるようだ。
ドライバの完成度も高いとは思えず、画面さえ出ればよいという用途専用ではないだろうか。
・メーカ不詳ボード
これを見つけなければAT3Dなるチップを知らずに終わるところだった。
35nsのEDO-DRAMを2MB搭載。
箱にはPowerGraphics(TM)と、本当に商標なのかどうか謎なブランド名がある。
画質は比較的まともだったが、メモリのせいかRAMDACのせいかリフレッシュレートを高く取れず、1152*864さえ実用にならない。
ProMotion
6410
インタフェースなどの詳しい仕様は知らない。
DAC内蔵。
当時の流行として、ビデオ再生支援機能があり、画面の特定範囲だけを多色でビデオ再生可能にするという機能を持つ。
・Canopus
PowerWindow6410VA
筆者はこのボード以外に6410搭載品を知らない。
VRAM1MB(?)、Cバス用。
速度的にはたいしたことはなく、画質もさほど良いとは言えない。
前述の動画機能が全てだった。
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